路傍の野草と遊ぶ
アキノエノコログサ イネ科 photo/2004.08.13
エノコログサは、漢字で「狗尾草」と書く。狗は子犬のことでエノコログサは、子犬の尾に似ていることから名付けられた。
猫がじゃれて遊ぶものに似ている、または猫がじゃれて遊びそうだから、ネコジャラシと呼ばれることもあるが、猫に試したことはない。
英語では「(green) bristle grass」または「a (green) foxtail」というらしいが、犬より狐の方が似ていると思った。
【毛むし】
穂を摘んで、逆さに掌で軽くにぎり、強くしたり緩めたり、これを繰り返すと上にあがっていく。
子供相手のマジックショーも一度目は成功するが、本当にタネもシカケもないので、すぐ子供の方が上手になって、おかぶを奪われてしまう。
それにしても、この手は5歳の孫の手だが、ずいぶん逞しくなったもので、可愛らしくて器用なところは私によく似ている。
「どうして移動するのか、高度な解説を希望する人がいるかも知れないが、遊びにうんちくは似合わないので止めておく」