アイス・キャンドル 2002年12月29日 「作り方の参考写真

 真冬日が続くようになって、夜の気温が氷点下10度以下になると、バケツの中の水が凍って、周囲2〜3cmの厚さの氷が一晩でできる。
氷は気温が低すぎて急激に凍るより、ゆっくり凍ったほうが透明で綺麗な氷ができる。気温が高い時や直射日光があたると、融けてしまうので、日影に置くようにすると、長く楽しむことができる。


アイス・キャンドル(Photo/2002.12.29)
 氷の真中に穴をあけて、氷の厚さが約3cmあれば、穴の大きさを約2cmに広げ、中の水を捨てる。氷の厚さは、バケツの底の方が薄いので、表面の氷が薄いと、周囲は完全に凍ってない場合や、氷が薄くて壊れてしまうことがある。

 それに、平らなところにバケツを置くと、底の温度が下がらないので、細い木材を2本敷いて、バケツを載せるといい。また雪の中や上に置いても、雪に接する部分が凍りにくい。

 氷の厚さが充分であれば、バケツを玄関などの暖かいところにいれ、バケツと接触している氷を融かし、逆さにして氷を取り出す。
底の部分の氷を切り取って、整形し氷の火屋をつくる。なるべく日影で風が当らないところに逆さに並べ、真中にあけた穴にロウソクを立てて灯をつける。

 丸太の上に載せてたり、氷柱や小枝でデコレーションして、冬のアートを楽しんでください。気温や風の具合にもよりますが、大きいロウソクでは、4時間以上も点灯しつづけます。気温が低いと炎も際立って、いっそう輝きをまします。